【私を取り戻す】ミニマリスト主婦の推しのある暮らし

家事育児に追われた毎日のおかげで、気が付けば私は『私』を手放していました。

捨てるべきではない『私』という自分をおざなりにした結果、母であり妻である『私』だけが残って、
本来の『私』は消え失せたのです。

誰が悪いわけでもなくて、自分の事を大切にすることをついつい忘れてしまっていた＆そこに気を使っている暇はなかったというのが本音。

とは言え、長男も小学校4年生・次男も2年生になり、少しずつ私から旅立つ準備をし始めている息子たちのおかげで、少しずつ『私』を取り戻せる機会が増えてきました。

1歳の娘はいるけれど、これまでの経験が味方になってくれいるので、7年前当時よりは圧倒的にゆとりを持った暮らしになっています。

そんな私が、自分自身を取り戻せるようになったのは、『推し活』の影響がとても大きいです。

これまでにも、『推し活』は心の安定になるとも聞いたことはあったけれど、そんなわけあるか！と思っていた私。
今となって、推し活は心の安定と潤いを与えてくると心から思います。

以前より年も重ねて体力も衰えている私が、推し活のおかげで以前よりもましてパワフルになって来たお話をしたいと思います。

私の推し活・バレーボール

私のXを見てくださっているかたはご承知おきかもしれませんが、私の推しは、『全日本バレーボール』です。

男子も女子もどちらも推しであり、とにかく応援するのが私の元気の源。
中学生から長男を妊娠するまでの15年近くバレーボールをしていましたが、アラフォーの今は最前線の選手たちのプレーを見る専門になっています。

バレーボールって床に落としちゃいけない競技だし、ルールも割とわかりやすいと思うのだけれど、
１点をとるためにあらゆる駆け引きをして、体を酷使して。
一人だけでは絶対に勝つことできない、奥の深いスポーツの一つがバレーボールだと思います。

一人の特大エースがいても、それでは勝てない。
コートの中の6人はもちろん、ベンチでいつでもコートにはいれる準備をしている残り6人も同じ気持ちと思い戦っていなければ勝つことはできません。

推し活を始めたきっかけ

きっかけは、子どもが小学校でトラブル続きで、先生も頼りにならず、モンスターのママにとにかく攻撃されて心が疲弊していたからでした。
(最終的にモンスターは、自分の子に何か発達障害があるとわかったらしく、寮のある小学校に転校させていてます。この話はいつかnoteでくわしく書き記したいと思います。)

当時は長女も生後半年にも満たず、私も心身ともにボロボロで。
どこでも快眠の私も不眠が続いて。
偶然やっていたバレーボールをなんとなーく見てみたんです。

そしたら面白い面白い！！
海外の選手とは圧倒的に体格差があるにもかかわらず、それを粘りのある守備・我慢強く好機を狙う攻撃によって互角に戦っている。

私の中で、バレーボールは大好きな種目ではあったけれど、世代交代してほぼ知らないメンバーに代わっていたのでなかなか応援するのにも力を入れることができなくて、遠ざかっていたんですよね。

メンバーなんて関係ない！
やっぱりバレーは面白い！！！

どんなに辛い状況でも、1点を取るために果敢に攻め入る選手たちに私は勇気をもらって、
自分も親として頑張ろうと思えたのが、『推し活』を始めたきっかけでした。

専業主婦らしく、ほど良く課金

専業主婦の私は、自分のために使えるお金は限られているので推し活に課金をすることは難しいです。

唯一お金をかけていると言ったら、VNLをオンタイムで放送してくれるユーネクストのみ。

夫にお願いして、一年に一度この期間だけ課金をお願いして了承してもらっています。
(基本、私も夫も課金は極力しない節約生活をしているため)

毎日新聞や朝日新聞のコラムも読みたくて、夫の力を借りたりしながら無料期間を有効活用して読んでみたり。あとは本を買ったり。

あとは選手のSNSを見たり、いいなと思うバレーの情報はXでリツイートしてみたり。

推しのある暮らしって予想以上に心に潤いが与えられます。
小さい子もいるので実際に試合に足を運んだりとかはまだまだ先にだけれど。
(いつかは行ってみたい)

推しっていいよ！

かつては自分自身もプレイヤーだっけれど、気が付けば人生から抜け落ちていたバレーボール。

それが、今は私の『推し』の一翼を担ってくれていて、私の日々に潤いを与えてくれています。

何が押しになるかもわからないし、きっかけにどこに転がっているかわからない。

けどいいなと思ったら飛びついてみるのは、ありだなと思いました。

特に育児の事で視界が狭く成りまくっていた私にとっては、世界で戦ってくれている選手たちから沢山の刺激をもらえて、思考を変えることができました。

ただひたすら祈り、応援することしかできませんが。