昭和生まれ、36歳の私は生粋の体育会系です。
小学生時代はバスケを、中学生から子どもを妊娠するまでバレーボールをしていました。
長いことバレーボールをしていたから体育会系というわけではないと思っていて、
そもそも私が生まれ持ってる感じがします。
親は体育会系ではなかったし、弟も体育会系ではない。
だから家の中では私だけなんかおかしかったのです(笑)。
ただね、体育会系って結構便利だったんです(当時ね)。
個人の感想だけど、体育会系ってだけで扱いやすいのか。
それはバイトとか社会人になったときにひしひしと感じていて。
結婚して子どもを産んで、それでも私は体育会系の人間のままでいたけれど、
それは自分にだけ向けたものにしようと去年あたりから思い始めたんです。
体育会系の根性論だけでは実はなにもなんとかならない
私が学生時代の体育会系のイメージって、
ノリが良かったりするし礼儀もきちんとしているけど、
実際は上下関係に厳しかったり、根性論だったり、先輩は後輩に何してもいいみたいなところがあって。
今思えば結構異色な世界だったと思います。
特に根性論は私がもともと持っていた性質でもあったと思うけど、部活の顧問の先生たちにどんどん深く植え付けられたと思います。
それが良かったと思う反面、私にとんでもないトラウマを植え付けたりもしました。
特に高校時代の顧問は、普通に暴力や暴言を吐いていたし、キャプテンだった私に一体何を求めていたのかよくわかりませんでした。
多分今なら訴えられるくらい。
どちらかというとサンドバッグというか、貶されて最終的にはどん底に落とされました。
だから高校の引退の時なんか、涙も出なくて早く負けて終わらないかな~と思っていたくらい。
そんな最低な気持ちをどうかチームメイトにだけはバレませんようにと、よくわからない気持ちで試合を終えました。
だから、今でもたまに夢で高校の部活の夢を見るのだけど、起きたときは胸糞悪いのです。
その後、偶然大学で入った同好会が本当に楽しいバレーをするチームだったので、
暗黒の高校時代を塗りつぶして、またバレーをやりたいと思えるようになりました。
もしそういういいチームに入っていなかったら、とっくにバレーなんた辞めて違うことしていたと思います。
ちなみに高校時代の顧問は私の一つ下のキャプテンのストレスで円形脱毛症にしていたし、
ひいきもすごかったから、私にとっての人生でベスト3に入る無理な人になったため、
私の代だけその顧問とは連絡とっていません。
(卒業後に携帯の連絡先を教えられ、みんなにも教えてやってくれと言われたけど私は登録しなかったしみんなにも知らせなかった。)
子どもには私のような思いをしてほしくない
根性論ではどうにもならないのに、ひたすら根性論を唱えられた高校生時代。
風邪も根性がないから引く。
テストの成績が悪いのも根性がないからだ。
みたいなうまくいかないのは根性がないお前のせいだ!みたいな世界は、理不尽だし継続していくべきじゃない。
だから自分の子どもたちにはそんな狭苦しい世界で生きて欲しくないと思っています。
今後、いろんな出会いがあるからどうなるかは本人たち次第だけど、
私自身は子どもに体育会系になんてならなくていいと思っているし、根性見せろ!みたいな言葉がけはしたくないと思っています。
習い事だって、辞めたくなったら辞めたっていい。
長く続けることが正義ではないです。
人生楽しむための一つのツールと思ってるくらいがちょうどいいと思う。
自分で自分のことを追い込むのはいいと思う。
けど他人に追い込まれるのはもう違うなと思っています。
根性だけでどうにもならないし、うまくいかないのは私が一番よく知っているから。
スポーツは楽しむべきと教えてくれた益子直美さん
とは言え、生粋の体育会系の女なので、最初から子どもたちに対してそんな思いがあったかというと違います。
まだ幼児・小学生の子どもたちなので厳しいことは言えないけれど、根底には体育会系な根性論っぽい言葉を
かけそうになったこともありました。
こんな小さい子に対して、そんなこと言っちゃ良くない!
競技が嫌いになってしまうと、ぐっと言葉を飲み込んだことが何度もありました。
そんな時に目にしたのが、元バレーボール日本代表選手・益子直美さんの『監督が怒ってはいけない大会』。
私は益子さんとはレベルが全く違えど、似たような経験をしているので、益子さんの『監督が怒ってはいけない大会』に懸ける想いと情熱に涙しました。
こういう動きがバレーボールだけじゃなくて、いろんな競技に波及して行ったら、
好きだったはずの競技を嫌いにならずに生きていける人が増えるんだろうなと思うのです。
辛い思いをしなくたって成長できる
体育会系の根性論で言えば、『辛い思いをしたからこそ強くなれる!』みたいなところがありますが、
それは違います。
私は高校生の間、散々辛い思いをしたけれど別に強くもならなかったし、一選手としてもただただ下降して終わりました。
バレーの楽しさをもう一度感じられた大学生時代の方がよっぽどうまくなったし、成長したと思います。
だから、子どもたちにはやりたいことをやりたいようにして欲しい。
好きだったはずのことで、苦しんだり辛い思いをしないで欲しい。
辛いなら辞めたっていいし、逃げたっていいと思う。
一番は楽しくて、うまくなりたいって気持ち!
そんな気持ちを子どもたちには大切にしていってほしいなと思います。
#子どものいる暮らし
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小4・小2男児・1歳女児の3児の母。
パーソナルカラープランナー。
転勤による引っ越しを機にミニマリストに覚醒。
少数精鋭のモノを活かして暮らしをラクに身軽にするコツを発信中。
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