私の近年の6月~7月にかけての楽しみは、バレーボールのネーションズリーグ。
この期間だけはU-NEXTを契約して、全日本男子・女子の試合を日々の楽しみとして生きています。
女子はベスト4に入れて、わりと万々歳で終了した感じになったのだけれど、
男子についてはSNSでの批判がすごかった。
- これまでの正セッターが不在なこと
- 楽勝で試合に勝てていないこと
これらが化学反応を起こして、名指しで選手批判していたりと正直そこまで言う?と思う。
私は子育て中のため、オンタイムでの試合観戦が難しいことが多く、情報を取り入れるための労力も時間も限られているので、SNS(とりわけX)での情報収集が生きがいです。
ところがこのSNS批判がものすごい量になっているため、見たくなくてもタイムラインに批判ツイートが上がってくること増えてきたため、心がざわつき始めた私。(私は人の負の感情を受け止めるのが苦手)
心穏やかにXを楽しむためにXを利用し始めて10年の私が、初めてとった行動は、
強すぎる人のツイートをミュートするということ。
これをするだけで、めちゃくちゃ平和なタイムラインになりました。
さすがに名指し批判はだめだろな件


試合に負けたとき、一番悔しいのは誰でしょうか。
一番その結果を受け入れなければならないのは誰でしょうか。
それは間違いなく、コートに立った選手たち自身です。
彼らは私たち観戦者とは比べ物にならないほど、自分たちのプレーを分析し、反省し、次への課題を見つけています
SNSで批判している人たちよりも、はるかに深く、真剣に、自分たちの敗因と向き合っているのです。
やる気が失せたように見えるとかツイートがあって、それこそめっちゃ主観だし選手が言われたら一番つらいだろう言葉をいうのは本当にファンなのかなとも思う。
長期的な視点を忘れていませんか!!!


多くの人が見落としているのは、時間軸の違いです。
オリンピックに向けて5年以上かけて作り上げられた去年までのチームと、たかだか1か月程度で結成された今回のチーム。
この二つを同じ土俵で評価するのは、あまりにも不公平!!
最後のポーランド戦はたしかに試合の内容はよくなかったと思う(3セット目の点差が物語っている)。
けど私たちがここ1~2年で目にしていた男子バレーボールは、選手たちが命を賭けて積み上げてきた集大成の姿。
それまでの長い道のりを知らずに、表面的な結果だけで判断することの危うさを感じます。
他の国も状況は同じなので、これが今の実力。
オリンピックで金をとってもらうための序章に過ぎない!!
チーム作りには時間が必要


バレーボールは個人競技ではありません。
6人の選手が一つのチームとして機能するためには、技術だけでなく、お互いの特性を理解し、信頼関係を築き、阿吽の呼吸を作り上げる時間が必要です。
短期間でのチーム編成では、どれだけ優秀な個々の選手が集まっても、その真価を発揮するのは困難。
それを理解せずに批判することは、スポーツへの理解不足と言わざるを得ません。
実際やってみたらわかるけど、トスを合わせるのって結構大変。
セッターとアタッカーの相性もあるから、真逆の相性だった場合はいくらプロでもちゃんと合わせるのは難しいはず。
セッター批判について思うこと


特にセッターへの批判が目立ちますが、私は言いたい。
「まず、あなたがセッターをやってみてください」
セッターがどれほど高度な判断力と技術力を要求されるポジションか、実際にやったことがある人なら分かるはずです。
(ちなみに私が20年近いバレー経験の中で唯一やったことがないポジションがセッター。なぜなら大変だから。やりたくないから!(笑))
監督が選んでいる以上、頑張ってもらうしかない。
今は成果が出なくても、絶対報われる時がくるはず!
(私はポーランド戦を見て、改めてセッターは高身長化する必要があると思ったし、監督の選択は正しいのでは?と思ったというか、彼を選んでいる伏線を回収できた気がしています)
私たちにできること
選手を批判することは簡単です。
しかし、それは選手のためにも、バレーボール界全体のためにもなりません。
私たちファンにできることは:
- 長期的な視点で選手の成長を見守ること
- 結果だけでなく、プロセスも評価すること
- 建設的な応援の言葉を送ること
- バレーボールという競技への理解を深めること
こんなひどい試合をする全日本男子は見たことないとかいう内容のツイートも見かけたけど、これまでも全然あったから!
なんならここ最近1~2年が私の中では異常なくらい(いい意味で)
それも色んな選手が海外に行って経験を積んだり、たゆまぬ努力をしてきた結果だから。
超私見
ポーランド戦後のSNSの大荒れぶりは正直見てられない。
そこまでいう?って思うし先入観かもしれないけれどとか前置きしつつ、平気で選手を批判していて、
あぁこの人は本当のバレーファンではないんだなと思ったのが正直な感想。
見ていて不完全燃焼な試合は、プレーしている選手たちからしたらもっと不完全燃焼だよ。
バレーって一人でできないから面白いのよ。
だから去年金メダルだったフランスだって負けるの。
つまりは超難しいスポーツなのよ。
私の中で不完全燃焼だの、セッターのせいだ、キャプテンのせいだと言っている人たちは、なんちゃってファンだなと思いました。
見ているのが辛いとか、これが実力だと冷静に現状を見られている人たちは、バレーを知っている人なんだなと思うし、なんちゃってと本当のファンとで二分されたように感じます。
あくまで私見です。
ただ、選手たちの試合を見てモヤモヤしたとか自分の気持ちが不完全燃焼だったとか言っちゃうのはどうかなとは思う。
(私だったら、それなら見なきゃいいじゃんって思う。実際私は過去の試合で、見てられなくてテレビ消したことあるし)
せっかく開けてきたバレー界の光が、一気に暗くなった気がしてならない。
私は高橋藍選手のファンではないけれど、バレーボールを夢のあるスポーツにしたいと奮起してくれているのに。
子どもたちが夢見るスポーツを一時の感情で閉じないでほしい。
文句あるならSNSでなんて言ってないで、直接本人に言えばいいのに。
どうせ選手本人を前にしたらキャーキャー叫んでサインをねだるわけでしょ。
(私はそうするけどね)
最後に
スポーツは人生と同じで、常に順風満帆ではありません。
挫折や失敗があるからこそ、成功の喜びも大きくなります。
私たちは選手たちの人生の一部を、スクリーンを通して見せてもらっているに過ぎません。
その特権を持つ者として、もっと敬意を持って応援したいと思います。
批判ではなく、応援を。
短期的な結果ではなく、長期的な成長を。
もちろん、すべての人に主張する権利はあるから、批判ツイート絶対するな!と取り締まることもできないし、その気もないけれど、バレーファンならさ!
応援しようよ!
全日本男子バレーボールチームの選手たちが、安心して全力でプレーできる環境を、私たちファンの力で作っていきましょう!!


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小5・小3男児・2歳女児の3児の母。
パーソナルカラープランナー。
転勤による引っ越しを機にミニマリストに覚醒。
少数精鋭のモノを活かして暮らしをラクに身軽にするコツを発信中。